コラム掲載「アーティストトークイベント@TERRADA ART STUDIO 京都」

2026.08.24
イベント

共創HUB京都(仮称)、PJメンバーの大阪ガス都市開発所属、M・Tです。

今回は、寺田倉庫株式会社が主催するアーティストトークイベントに参加してきました。

トークイベント風景
撮影 | 中谷利明

会場は京都市立芸術大学のキャンパス内にある「TERRADA ART STUDIO 京都」。

アーティストのためのレンタルアトリエ「TERRADA ART STUIDIO 京都」と、美術品保管庫「TERRADA ART STORAGE 京都」を備えたアート複合施設です。

寺田倉庫は、美術品やワインなどの高付加価値品の保管事業を手がける一方で、アート・文化の発信にも力を入れています。そして、共創HUB京都(仮称)ではアートスペースを展開する予定です。

公式HP↓
https://www.terrada.co.jp/ja/

今回のイベントはアーティスト同士の交流と新たな創作のきっかけを生み出すためのプログラムの第1弾です。

アーティストの倉敷安耶さんを迎え、作品の制作方法やテーマに関するトークに加え、制作工程のデモンストレーションも行われるという内容でした。

https://www.terrada.co.jp/ja/news/16648/

会場には、芸大生やアーティスト、アート愛好家の方など幅広い方々が参加されていました。

普段アートに触れる機会が多くはない私は、「話についていけるかな」そんな少しの不安を抱えながら会場に足を運びました。

倉敷さんとモデレーターの高橋亮さんとの対話は、制作手法から始まり、次第に作品に込められた思いや背景へと広がっていきます。

なぜ転写という制作手法を用いるのか、なぜそのモチーフを選んだのか、作品を通じて何を表現しようとしているのか。

作品のテーマである家族のつながりや老い、生と死、そこから展開されるイメージの連鎖・・・倉敷さんの話にどんどん引き込まれていきました。

家族の変化や時間の流れに対する感覚は、私自身の経験とも重なるところがあり、アートと私自身の接点となりました。ただ作品を見ただけでは理解できなかったそこに込められた思いが感じられ、アートとの距離がぐっと近くなったような気がします。

何より興味深かったのは、発想のプロセスです。一見すると関係のないモチーフや出来事が、倉敷さんの中で次々とつながり、新たなイメージへと発展していく。その思考の道筋や着眼点は思いもよらないもので、倉敷さんの感性に触れたことで、何かが触発されそうな感覚になりました。

倉敷安耶さん
撮影 | 中谷利明

トークセッションの後には、転写技法のデモンストレーションが行われました。説明で聞いていた制作工程が目の前で形となっていく、とても楽しい時間でした。

デモンストレーション風景
撮影 | 中谷利明

今回の参加者にはアート関係者や愛好家の方も多く見受けられましたが、「アートは少し難しそう」と思っている方でも、アートの面白さ、奥深さを感じられるイベントだったと思います。

作品を見るだけではわからない制作の裏側やアーティストの思考に触れることで、アートが身近になる、そんな発見のある時間でした。

最後に、TERRADA ART STUDIO 高橋さんよりコメントをいただきました!

京都はアートの発信拠点として、アーティストをはじめとしたさまざまなステークホルダーを繋ぎ、新しい交流を生むスペースとして運営をしています。そして、この場所での出会いをきっかけに、新たなコラボレーションが生まれる機会を提供しています。今後も幅広いラインナップのイベントを企画していますので、ぜひご参加ください。

Instagram | https://www.instagram.com/tas_kyoto/